YM様邸 サンルーム拡張工事
現在62歳(S34年12月/亥年)の私が30歳を過ぎたころ、近所を歩いていて、顔は見たことあるのでご挨拶させていただきますが、名前が分からない。
日常のさりげないそんな事が自分自身の中でとても寂しく思えてきたそのころ、町内でも厚い人脈を持つ方(Hさん)に相談させていただきました。
「すれ違う多くの方々と挨拶をしながら一言二言でもお話ができるようになりたいのです。」
Hさんの答えが、「それでは、少しずつお祭りのお手伝いなどをしてみたら。」
それがきっかけで、お神輿や町内祭の下働きを始め、消防団にも入団しました。そんなことで10年が経ったころ、顔と名前が一致する方が増えてきた事が実感できるようになってきました、周りから「金五さん」って呼んでいただけたりもします。40歳を過ぎたころのことです。とても嬉しいことです。その状況のまま現在に至っております。
YM様も、そんな方のお一人です。顔は知っていて、ご近所の方々ともとても親しげにされている様子をよく見かけておりました、じきに私も顔見知りの一員に加えていただきました。
そして私が独立してからも、屋根の電線の不具合の件でご連絡をいただきました。心からありがたいことです。その時も私が長梯子の上で作業していると、道路で行き交う人達とお話されておりました。それからも、何かあるとお声かけいただいております。
そんなYM様、裏の空き地を購入されて、広くなった敷地を利用して、かねてからの望みだったサンルームを広くしたい、の希望を実行されました。
YM様が選んだ商品は、数多いなかから、LIXIL(リクシル):テラス囲い「サニージュ」でした。
そしてご本人がカタログから、大きさや、各仕様、オプションの採用など完璧なまでに拾い出してくれました。そしてサッシの位置や種類・外に出られる扉の確保・夏場の陽射しを少しでもカバーする日除け・雨天に便利な物干し・何かと便利な小棚、そして腰から下は目隠しになるパネル等に至ります。
今回に関しては私の出る幕ではありません。
隣のテラス屋根と大きめの物置も同時に実施されました。
とても使いやすいスペースになりました。
ご家族で、有意義に、楽しく過ごせる空間造り、そして施工後の喜び。
お施主様の嬉しそうな表情が私の一番の喜びです。
■施工前
敷地に限りがあったためにテラス囲いは物置の延長のようなもので、床も外の地面を利用するような簡単なものでした。
ご希望は、「そこにもう一部屋あるような、また室内のようで、屋外デッキのような」
■施工後
敷地に余裕ができたので、十分な広さを確保できました。間口=3.6m 奥行2.0m
満足のいくスペースで、曇り空でも明るいテラス内・物干しが大変便利です。
夏場に便利な日除け(天井)と、この時期にありがたい窓類(採風ガラスルーバー窓・アミド付きすべりだし窓)もあります。出入口ドアからは隣のテラスや物置へ移動できます。
大変ご満足いただいたリフォームになりました。