リフォーム飛び込み訪問編
私のところにいただくお電話のなかで、このようなご相談をよく受けます。
それはまず、「金五さん、、」から始まり、少し不安気な様子が窺えます。
内容は、
『近所で工事をしている業者です、お宅の屋根の状態が良くなさそうなので、
ついでに見てあげましょうか。』
時には、その場で屋根に上がって、
『やはりこんな不具合が見つかりました、写真を撮って見せてあげます。』
「などと言われました。心配なので、一度確認してください。」
といったご連絡です。
お客様の不安を少しでも早く払拭してあげたいので、2連梯子を車に積んで、できるだけ
急いで伺います。
私が屋根を確認すると、不具合はまったくありません。
屋根の不具合云々は彼らの常套句です。
近所の現場で工事をしているので、も同じです。
それではその現場を見せてください、と尋ねると、そそくさと退散します。
このような業者は、住民が見ることのできない場所のケチをつけます。
それが屋根だったり、或いは床下だったりするのです。
この時に絶対にやって欲しくない事は、
※屋根に上がらせない。床下に入らせない。です。
皆さんが見えないところで何をするか分かりません。
そして言葉巧みに親切を押し付けてきます、鵜呑みにしないでください。
退散してもらうには、「身内が同業者ですので、」がよい方法だと思います。
見知らぬ業者に大切な皆さんの住宅のメンテナンスを委ねることが私にはとても不安に
思えるのです。
このような際には、どうか、私でなくても、近所や知り合いの業者を頼ってください。
新築と違い住宅リフォームこそ人間関係で業者を選んでいただきたいと強く感じます。
この通信が届いている方には、どうか住宅の「オレオレ」に引っかからないでください。
もちろん、すべてが良くない業者とは限りません、を付け加えます。