娘参戦(恐縮です)
金五です。とても過ごし易い季節、何をするにも良い季節。
食欲?、運動?、読書?、芸術?、それとも紅葉狩り?、
若いころ、サンマの塩焼きにはあまり興味がありませんでした、
いつごろからか、脂がのったそれに大根おろし、キッコーゴ醤油、、、たまりません。
若いころ、バカにしていたラジオ体操、やはりこれが運動の基本でしょ。
若いころ、石坂洋二郎に胸キュン、だんだん藤沢周平の時代物。
若いころ、まったく興味がなかった印象派、あるきっかけでゴッホに夢中。
若いころ、少しも心が動かなかった、今では心奪われる銀杏の黄金色。
紅葉もまたよし・・・「奥山にもみじ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき」猿丸太夫
秋、満喫しましょう。
前回の金五ブログで、娘の山登りに対するトラウマ、
のご紹介をさせていただいたところ、娘から、次の号に掲載して、
と次の文章が私のもとに届きました。
僭越ですが、よろしければご一読ください。
〜前回の「金五ブログ」を読んでいただいた方へ〜
娘の智菜(ちな)です。「絶対に山なんて登らない、山なんて大嫌い。」(前回文章より抜粋)と一時トラウマ化した登山ですが、そんな私にも変化があったのでこのコーナーをいただきました。
現在私はインビジョン(株)という会社で、ありがたいことに仕事を、人生を、謳歌しています。
最近同社代表の言葉でハッとしたのが、「何か抗えない体験をしてきた子供は強い。だから自然
遊びは大事だ。」です。
それは例えば前回のマルキン便りにも登場した「寒すぎてお米が炊けない経験や」「富士山の
てっぺんで高山病になる経験」などがあると思います。
なんでもかんでも「便利なものを」「手っ取り早い遊びを」という選択ばかりの人生だったら、きっと私は仕事の困難に向き合う力も、突破口を見出す思考も、今の100分の1ぐらいだったのではないかと。
現在30歳。まだまだ若輩者ですが、独り立ちしてから「幼少期の自然に抗えない体験」に、感謝
しています。
今では旦那さんに、次の旅行は登山に行こうよ。」と誘っています。