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マルキンリフォーム

感謝に想いを込めて

金五ブログ

根暗な欲望

荒れる海

 金五です、年が明けて一層寒いです、今期はいまだに指先のひび割れはないかわりに、踵にその症状が出ました、靴を履くと痛いです。朝晩スキンクリームでケアしています。
 
 昨年の春版の12号で、太田裕美が歌う「南風」に触れました、
春っぽいとても爽やかな歌です。
 変わって最近気になってユーチューブでよく聞くのは、森田童子、作詞・作曲・歌「僕たちの失敗」です。1993年のころのドラマ「高校教師」(真田広之主演)の主題歌だったと思います、私は視ておりませんでしたが。
 この曲、森田童子の容姿と似つかわしくないとっても可愛らしい声で、せつなげな歌詞をやさしいメロディーで淡々と歌うのです。この歌詞、実は学生運動の終焉を語ったものだそうです、そのように聞くとそう聞こえます。
 特に好きなフレーズは、2番の「君と話し疲れて いつか黙りこんだ ストーブ代わりの電熱器 赤く燃えていた」 です。(政治的思想を話し疲れた、、、細かい事は気にしないで雰囲気で聞いています。)
 私、暗い歌が好きな傾向です、人にはどちらかというと、明るめな金五、と思われているようですが、寝る前に暗い部屋で一人、森田童子など聞くのが好きなのです。
ちあきなおみ「喝采」・北原ミレイ「石狩晩夏」、例外なく「四畳半フォーク」など大好きです。
 日頃は、根暗を悟られないための皮をかぶっているのかも知れません。
 雑談です、石狩挽歌を作詞した「なかにし礼」のこんな話を聞いた事があります。漁師をしていた兄がとある晩、ニシンを待っていました、そこに海を銀色に染めるほどのニシンの群れがやってきた、大漁でニシン御殿が建つ、と思った矢先、兄は、「津軽海峡を渡って本土に行けば、より高値が付く」と、青森に向かう途中しけに遭いニシンが流された。ほかにも、事業に手を出せば失敗、その肩代わりで苦労されたようです。

 欲をかく、満足できないのが人間なのでしょうか、
しかし欲は成長への心の糧にもなるのでしょうか、
「欲をかく」を「欲を抱く」に言い換えると、
まんざら嫌な意味でなくなるかも知れません。
 私は、私なりの「皆さんに喜んでいただきたい」という欲を抱いて、
「当たり前の事を当たり前にやる」を多く実践できるように努力します。
 今年もこのマルキン便り、どうぞよろしくご愛読いただき、ご意見をお聞かせください。

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