O様邸 内窓設置工事
O様のマンションの南側は線路に面しています、引っ越しの際に防音の効果を求めて南面だけ内窓を施工したそうです。私とご縁をいただき、結露への効果もあることをご説明すると、びっくりされておりましたが、早速北面廊下側のサッシにも内窓を取り付けた結果、効果てき面であったようで、とても喜ばれておりました。マンションの外壁面は共用部なので結露対策には内窓が王道です。そして寝室では暖房と加湿器の組み合わせであったことも結露に拍車をかけたようです。内窓設置→寒さ軽減→暖房削減→乾燥しにくい→加湿器削減→結露軽減という正のスパイラルを生み出しました。
私は築25年の集合住宅住まいです。北側の2室を寝室として利用していますが、毎年冬になると大量の結露が発生し、処理に悩まされてきました。その内容を口に出すのも憚れるのですが、皆様のお役に立てればと思い、今回お話することにしました。
まず窓に発生した結露がレールまで落ち、さらに溢れて外廊下へ流れ出すのです。外廊下は共用部なので朝の通勤、通学の通行があります。水が流れ出ていると跨いで歩いて頂くという気遣いを強いるのと、何より近所付き合い上恥ずかしくてしょうがありません。結露が発生する日の見当はつけにくいので、毎朝早起きして雑巾とモップ掛けをする準備をしていました。おかげで規則正しい生活リズムを作れたのですが。
また室内の大量の水滴(水溜まりレベル)の雑巾がけは大変です。拭いては絞っての繰り返しです。これを2室分、ひと冬終わる頃には、テニス肘を発症してしまいました。
更に毎日雑巾で拭きあげているにも関わらず、黒カビが発生してきます。どうしても拭き残しがあるからでしょうか。寝室なので肺への吸入も心配です。
そんな辛い冬の日々に終止符を打つ事ができたのは、金五さんが内窓と出会わせてくれたからです。内窓施工によって魔法のように結露が無くなりました。(正確に言うと、これまでを100とするなら3レベルまで激減しました) 「何で今まで内窓を付けなかったんだ」という後悔の念もありましたが、残りの人生は結露の苦しみから解放されたというポジティブ思考が勝りました。妻は2重になった鍵を見て「防犯上、あなたよりずっと頼りになりそう」と喜んでいます。ウーム。そして私にとっては期待外の効果、窓に近づいても「寒く無い」のです。これなら暖房費の節約になります。
しかし金銭的な節約よりも、こんな我が家でも地球温暖化の抑制に貢献できているんだという気分に浸れる事の方が、遥かに価値あるものでした。
外廊下まで流れ出た大量の結露を近所迷惑にならないよう雑巾とモップ掛けする日々
内窓を設置して結露の悩みは瞬時に解消。2重鍵は防犯上の精神安定にも