未来の子供たちへ
青春時代、いや今も第5期青春ですが、ティーンの時代に好んでいた音楽は、フォークソングなどアコースティックなものが好きでした。そんななか、突如として現れたY・M・Oこと『イエロー・マジック・オーケストラ』テクノカットで現れた3人組は今まで聞いたことのない電子的なサウンドを奏でた。あまりにも衝撃的でした。
そのメンバーの一人、坂本龍一さんが先日亡くなられた。71歳とは、現代にして少し早いご逝去でした。
坂本さんは常に自然エネルギーや環境保全について考え、行動し、持続可能な社会の為に活動されたようです。
神宮外苑の再開発に対しても、都知事らに宛てた手紙の一文に、「神宮外苑の開発は持続可能とは言えない。100年かけて先人が残したこれらの樹々を私たちが未来の子供たちへ手渡せるよう、再開発を中断し、見直すべきです」と語っていたそうです。
「市民ひとりひとりがこのような問題を知り、直視し、未来はどのような姿であってほしいのか、それぞれが考え、実行するべきだと思います」と締めくくる。
改めて考えさせられます。
「2050年カーボンニュートラル」目標、当時の菅総理が2020年に宣言しました。
聞いたり、読んだりしたことがあると思います。
気候変動の影響は、自然災害など様々な形で私たちの生活に悪影響を及ぼします。
「これ以上地球の気温を上げないように、温室効果ガスの排出を減らしていこう」という取り組みです。排出ゼロは現実的に無理なのですが、削減に努力して、どうしても排出された分を森林によって吸収され、技術によって削除する。結果プラスマイナスゼロがカーボンニュートラルです。
温室効果ガスとはなんだ?
主に二酸化炭素です。この二酸化炭素の排出を減らすことが最重要なのです。
二酸化炭素はどうして排出されるの?
自分たちの呼吸から出ます、しかし、化石燃料(石油・天然ガス・石炭等)を使用した際に排出される量が問題です。 それを減らそうとすることが環境問題への取り組みの一つです。
化石燃料の使用を減らし、再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力等)に変えていく。
そこで、私にできることを考えると、住宅内で二酸化炭素の排出を減らすこと。
ゴミの分別もそうでしょう、電気自動車も、なかでも節電が一番重要で分かり易い。
そこで、「無理なく節電を行う為に」が今回のポイントです。国が、住宅事情を節電しやすくなるように取り組んでもらいたいための内容に対して今までにはない補助金を三つの省が援助してくれます。
「断熱効果の高い新築やリフォームなど」・「開口部(窓)の断熱化」・「給湯・水廻りの高効率化」
当社はこの取り組みに賛同し、この補助金が取り扱える事業者申請をして登録を済ませました。
私も含めて、ぜひこのような機会に、未来の子供たちの生活を思い浮かべて、今自分ができることを少しでも実行していこうではありませんか。